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なんとなく探検隊

小学生が田植えの授業

専用農場「奥富小学校ファーム」に響く喜びの声

2011/06/20

狭山市内を、な~んとなく探検していきます。
今回は、奥富小学校の授業で行われた田植えの様子をお伝えします。

美しい田園風景が広がる奥富ならではの取り組み

狭山市立奥富小学校では、5月31日に、5年生の児童達が、校外に開設されている専用農場「奥富小学校ファーム」で、田植えの体験学習を行いました。
この授業は、主体的・創造的・協同的な心を育むことを目的とする総合的な学習の時間の中で行われたもので、地元農家の松井克実さん夫婦やJAいるま野の営農指導員達が支援を行いました。

同校に接する田園地帯は市内で最も広く、彼方には秩父の山々や富士山を望むほどです。同農家によって耕され代掻(しろかき)を終え水が張られた田が、青い空を一面に映しだしたキャンパスとなり、児童を迎えました。
作業が進むと、初めての体験に喜ぶ声も高まり、笑顔や楽しそうな会話が響き始めます。
「きっと一生に一度の体験になるはず。貴重な今を大切にして欲しい」と、学年主任の小林幸子教諭は思いを話します。
児童達からは「面白かったです」「最初は、ぬるぬるして気持ち悪かったけど、だんだんと楽しくなってきました」「ちゃんと植えるのが難しかったです」「田圃の大切さがわかりました」の声が上がりました。
松井さん夫婦は、秋の収獲まで、その圃場の管理を行い稲を守ります。妻の昌恵さんは「慣れない田圃の中に手足を入れて、皆でよく頑張りましたね」と生徒達を褒め、食べ物の大切さをわかってもらえたら良いと願います。
埼玉県が進める「みどりの学校ファーム」は、地域との繋がりを生む農業体験活動を通じて、環境や食物などに対する理解を深め、情操や生きる力を身に付けることを目的としています。
先生達は「物事と向き合い、真剣に取り組むことで、いろいろな収獲や本当の喜びが生まれることを学んでもらいたい。」と話していました。

児童達は、学校の行き帰りの通学路で、自分達で植えた稲の成長を見守りながら、色々な景色に出会い、心に織り込んでいくことでしょう。

坂本一男校長は、「心を結ぶ思い出によって作られた故郷が、より豊かで強い人間への成長を支える財産となるはず」と語っていました。