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青少年を育てる狭山市民会議

活動紹介

地域会議総会&講演会を開催しました

平成28年度事業がスタートしました

総会終了後、水富公民館と共催の講演会を水富小体育館で開催しました!

総会後の講演会の様子
総会後の講演会の様子
水富地域会議では、毎年、総会後に講演会を開催しています。
今年は「地域全 体の子育てと子どもの居場所づくりの重要性」という演題で、子ども食堂や子どもの居場所づくりに取り組んでいるNPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク理事長の栗林知絵子さんを講師に、水富小学校体育館にて開催されました。
真剣に講演を聞く人たち
真剣に講演を聞く人たち
地域会議の幹事、理事だけではなく、地域内の小中学校PTAを含め、地域外の子ども食堂に関心のある人たちなど、総勢87名が参加しました。

子ども食堂自体は、近年、北九州市のように行政主体で取り組みはじめたところ、沖縄県浦添市では小学校のPTAが運営しているところが出来たとのニュースもあり、ホットな話題でもあります。
狭山市では初めての講演内容かも知れません・・・。
地域の皆が自分のできることをしていくことの大切さを伝えてくれました。
地域の皆が自分のできることをしていくことの大切さを伝えてくれました。
一人の子の高校受験のサポートから始まったという栗林さんの実体験に基づく話には、問題に気づいても、問題解決に着手することの難しさを感じて挫折してしまう人が多い中で、まずはやれることからやってみようというリーダーとしての力と、それを支える賛同者の力を感じました。
子どもが家で団らんができないなら、地域で団らんさせれば良い」という栗林さんの言葉には、地域会議が取り組むべき姿勢も示してくれました。
子どものうち6人に1人が貧困と言われる「子どもの貧困」問題については、単に経済的な貧困問題だけではなく、社会的な貧困問題と重なることで、子ども自身の責任ではないところで貧困の連鎖が続いてしまう、そんな怖さを感じることのできた講演会でした。
講演会を聞いて終わりじゃ勿体ない・・・
講演会を聞いて終わりじゃ勿体ない・・・
一人ではできないことも、何人かの「おせっかい」さんが集まることで何かが動き出すことができる・・・。「あそこは特別だから・・・」「同じようにはできない」と言ってしまうのは簡単だけれども、今回の講演会を聞いた私たちが何をできるのか、改めて考えていきたいと思える素敵な講演会でした。
栗林さん、ありがとうございました。