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青少年を育てる狭山市民会議

活動紹介

美味しかったよ、収穫祭!

『お米づくり体験教室』の第4回講座、〝収穫祭〟を開催しました。

青少年育成柏原地域会議では、子どもたち向けに、いくつかの農業体験事業を実施しています。
その一つが『お米づくり体験教室』です。
田植え、稲刈り、脱穀・籾摺り、そして収穫祭と、年に4回の講座があり、今年は11月25日(日)に、その最後の講座である〝収穫祭〟を実施しました。

朝は雲があったものの、気持ちの良い小春日和となりました。
早朝から、農業ボランティアの『かしわばら農援隊』や柏原小学校・中学校のPTAの方々が、会場設営、豚汁づくり、ご飯炊きなどに忙しく立ち働いてくれました。
受け付けが始まる午前9時半には、すべての準備が整い、子どもたちも続々と集まってきました。
この『お米づくり体験教室』には、宿題があります。
それは、収穫祭までに、この『お米づくり体験教室』に参加した感想を、書道か作文、絵のどれかで表現するというもの。
子どもたちは忘れずに宿題を提出し受け付けを済ませ、さあいよいよ収穫祭の始まりです。
柏原地域会議会長、猪股さんの挨拶が終わると、早速餅つきの体験です。
参加してくれた40名ほどの子どもたちが、順番に杵(きね)を手に、臼(うす)の中のもち米を、一所懸命につきました。
お餅をつき終わったあとは、いよいよ今年収穫した新米を味わいます。
参加した家族それぞれのテーブルに、炊きあがったばかりのお米が配られ、自分たちのおにぎりを作って食べます。
海苔、梅干し、鮭などの持参した具材でおにぎりを作る楽しい歓声が、青空の下に広がりました。

豚汁は、農業事業の指導を仰いでいる地元農家の木下さんが作った、里芋や大根がふんだんに入っていて、お代わりをする子どももたくさんいました。
さらにはお餅です。
大根を和えたからみ餅、あんこ餅、きなこ餅の三種類の餅があり、あっという間になくなってしまいました。

お忙しい中、小谷野・狭山市長が訪問してくれて、ご挨拶のあと、豚汁やお餅に舌鼓を打ち、「これからも活動を続けてください」と激励の言葉をいただきました。
最後に、参加してくれた子どもたちにお土産として新米を一袋ずつプレゼントし、収穫祭を終了しました。
テーブルや椅子の片付けは、参加してくれた子どもたちと保護者の方々が率先して手伝ってくれたので、瞬く間に終わりました。
皆さん、ありがとう。

猛暑や台風の影響で、今年のお米の収穫量は去年の半分ほどでしたが、子どもたちにとっては貴重な農業体験が出来たと思います。
参加してくれた子どもたち、保護者の皆さん、協力してくれたボランティア・スタッフの皆さん、事務局として様々な手配などをしてくれた柏原地区センターの職員の皆さん、ありがとうございました。