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青少年を育てる狭山市民会議

活動紹介

脱穀、籾摺り終了ーっ!

『お米づくり体験教室』の第3回講座、脱穀と籾摺りを行ないました。

青少年育成柏原地域会議では、毎年恒例の事業として、主に小学生を対象として『お米づくり体験教室』を開催しています。
今年も6月の田植えを第1回の講座として行ない、10月には田植えの予定でしたが、天候に恵まれず、子どもたちとの稲刈りは断念しました。
時間を見計らって、農業ボランティア団体の『かしわばら農援隊』の方々が、稲刈りを済ませ、11月11日(日)には、脱穀(だっこく)と籾摺り(もみすり)を行ないました。

この日は、雲もありましたがさわやかな秋の穏やかな陽気で、30人以上の小学生の参加がありました。
農業指導をしていただいている、地元農家の木下さんから最初に、脱穀と籾摺りの意味とやり方の説明があり、さていよいよ脱穀に挑戦です。
脱穀機の中へ、刈り取った稲の束を差し入れると。稲穂の先に実ったお米だけが、袋の中に溜まっていきます。
1時間ほどの脱穀作業の後、田んぼの近くにある木下さんのお家の納屋に移動して、さて次は籾摺りです。
脱穀したお米は、まだ殻がついたままなので、それを今度は籾摺り機で、その殻を落とします。
落とした殻は〝籾殻〟として機械についた煙突のようなものから排出され、お米だけが袋に入ります。
この籾摺りでできたお米を『玄米』と言います。
できたばかりの玄米を触った子どもたちは、「うわー、すべすべ!」「このままでも、食べられるの?」と、様々な感想を口にしていました。
こうして脱穀と籾摺りを終えたお米は、11月25日(日)に行われる、お米づくり体験教室の最後の講座『収穫祭」で、参加した小学生とその保護者の方々、また協力してくれたボランティアの皆さんとともに、美味しくいただきます。
新米の美味しさを最大限に味わうために、精米は収穫祭の直前に行ないます。
また、同時に栽培していたもち米で、収穫祭当日は〝餅つき”も、参加した子どもたちに体験してもらいます。

お米の大切さ、お米を作ることの大変さ、その一部でも解ってもらえたならと、お米づくり体験教室を続けていますが、参加してくれた子どもたちの、田んぼを駆け回る元気な姿がある限り、来年もまた続けていきます。

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