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生涯学習情報コーナー

生涯学習情報コーナーからのお知らせ

サークル活動紹介『津軽三味線 勝絢会』

2018/03/13

富士見公民館で活動中の、津軽三味線演奏サークルを取材してきました。

津軽三味線を通じて会員間の親睦を深めると共に技術の向上を目指しています。
会の発表会のほか、公民館の文化祭や地域の夏祭り、敬老会などにも出演しています。
どなたにも手軽に津軽三味線を始められるように、公民館サークルとして活動しています。
三味線の普及も目的の一つです。
活動日:毎月3回 金曜日	9:00~13:00<br>会員数:5名   年代構成:小学3年生~70代<br>入会金:なし  会費:4000円/月<br>会員募集中!<br>
活動日:毎月3回 金曜日 9:00~13:00
会員数:5名   年代構成:小学3年生~70代
入会金:なし  会費:4000円/月
会員募集中!
津軽三味線の太鼓(胴)には、丈夫な犬の皮が用いられている。右手に持っているのは調子笛、一の糸(低音)の調律に用いる。
津軽三味線の太鼓(胴)には、丈夫な犬の皮が用いられている。右手に持っているのは調子笛、一の糸(低音)の調律に用いる。
バチとコマ。バチは手にあったサイズ、材質などを選ぶ。高い物は象牙、ベッコウなどでできている。
バチとコマ。バチは手にあったサイズ、材質などを選ぶ。高い物は象牙、ベッコウなどでできている。

会員が感じていること

・先生と個人対面レッスンを行なうので、どんなレベルであっても安心感があります。
・高齢者施設に訪問して入所者に大変喜ばれ歓迎を受けると嬉しいです。
・三味線はとても奥が深いです。
・段々と上達し、レパートリーが多くなることが楽しみです。


講師の唄に合わせて合奏する。上手く合わせられた時の楽しみは格別。
講師の唄に合わせて合奏する。上手く合わせられた時の楽しみは格別。
唄い手の声の高さに合わせて調弦する。絹糸はすぐに緩むので、始終調弦する必要がある。
唄い手の声の高さに合わせて調弦する。絹糸はすぐに緩むので、始終調弦する必要がある。
講師の澤田勝絢先生。澤田流家元の澤田勝秋氏の直弟子。
講師の澤田勝絢先生。澤田流家元の澤田勝秋氏の直弟子。

入会希望者への一言

・三味線に興味があれば、先ずは触ってみて、バチを持って音を出す楽しみを味わって下さい。
・初めての方には三味線の無料貸し出しもありますので、心配はいりません。
・体験、見学、その他、いつでも何でもお問い合わせ下さい。
曲を覚えるときは譜面を頼りにしても、演奏するときは暗譜。全員のリズムが揃うと、津軽三味線独特の躍動感が感じられる。
曲を覚えるときは譜面を頼りにしても、演奏するときは暗譜。全員のリズムが揃うと、津軽三味線独特の躍動感が感じられる。

取材して感じたこと

皆さん楽しく練習していました。津軽三味線は弦を叩くように弾く独特の奏法で、力加減が難しいそうです。
講師の先生の思いは「みんな仲良く」。三味線に取り組むことが生きる力になっている人もいるとのことでした。
三味線は漫談とかお座敷に付きもの程度の知識しかなかったのですが、訪問して種類の多さにビックリ!!
棹の太さにより三種類あって、津軽三味線は「太棹」で義太夫や津軽地方の民謡に用いられています。「中棹」は民謡・地唄、「細棹」は長唄・小唄と使い分けられていて、いずれも奥が深いです。また、三味線はネコの皮と思っていたのですが、津軽三味線は犬の皮と聞いてびっくりでした。
三味線は遠く先祖代々、労働の合間に一時の娯楽の一つとして、生活の血と汗の中からでたもので、郷愁が感じられて大変良かったです。いつまでも後世に残したいものですね。

訪問日2018年1月28日(日) 取材者:情報コーナー案内人 T.SN & T.OG

ビデオ紹介

ビデオ制作:ちゃっぴぃなかま

お問い合わせは

生涯学習情報コーナーまでご連絡ください
TEL:04-2937-3621