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生涯学習情報コーナー

生涯学習情報コーナーからのお知らせ

サークル体験記『水野古文書勉強会』

2017/01/25

水野公民館で活動中の古文書勉強サークルを取材してきました。

平成3年(1991年)にスタートした勉強会です。講師の丁寧な解説の下、狭山市に残っている江戸時代の古文書資料を使って、当時の農民の普段の生活の様子を勉強しています。
活動日:毎月1回 土曜日	14:00~16:00<br>会員数:10名 年代構成:60〜70代<br>入会金500円 会費:1500円/月<br>会員募集中!<br>
活動日:毎月1回 土曜日 14:00~16:00
会員数:10名 年代構成:60〜70代
入会金500円 会費:1500円/月
会員募集中!
テキストの資料。狭山市内の旧家から見つかった古文書で、村民の申し合わせ事項が記されている。
テキストの資料。狭山市内の旧家から見つかった古文書で、村民の申し合わせ事項が記されている。
講師が一文字ずつ、読み方と相当する楷書体を解説。
講師が一文字ずつ、読み方と相当する楷書体を解説。

会員が感じていること

・講師の解説がとても分かりやすく、当時のお百姓さん達の生活が身近に感じられる。
・崩し字の約束事が分かってくると、だんだん読めるようになってくるのが楽しい。
・この会はレベルの高い勉強会だと思う。仲間との会話も楽しい。
講師の話に耳を傾けるメンバー。
講師の話に耳を傾けるメンバー。
今回が初めての参加メンバーや、見学体験の人もいて、講師も丁寧に解説されていた。
今回が初めての参加メンバーや、見学体験の人もいて、講師も丁寧に解説されていた。
時には古参のメンバーが、資料を読み上げることも。
時には古参のメンバーが、資料を読み上げることも。

入会希望者への一言

・焦らず、急がず、ゆっくりと進めています。あまり堅苦しくならないようにもしています。
・崩し字の約束事を学びながら、自分自身で古文書を読み取れるようになります。
講師の解説を聞きながら、不明だった崩し字の脇に楷書体を書き込む。
講師の解説を聞きながら、不明だった崩し字の脇に楷書体を書き込む。

体験して感じたこと

 一見して読めない古文書も、文字の崩し方の約束事を知ると、読み解いていけるようになるそうです。江戸時代は「御家流」という崩し方が主流だったので、これに慣れれば、大方の古文書は読めるとのこと。とはいえ、書き手の癖や、筆の滑り具合もあり、どうしても判読できない文字も出てくるそうです。
 前後の文章から文字を推測したり、漢字を部首や旁に分解して解読したり、パズル好きには嵌まりそうな勉強会です。また、崩し字の判読という楽しみだけでは無く、資料を読み解くことによって、当時の狭山の農民の生活や慣習を知ることが出来るのは、大変興味深い事と感じました。

訪問日2017年1月14日(土) 取材者:市民の会 T.OG

ビデオ紹介

ビデオ制作:ちゃっぴぃなかま

お問い合わせは

生涯学習情報コーナーまでご連絡ください
TEL:04-2937-3621

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